消毒製品の種類

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石鹸

石鹸での手洗いは細菌やウイルス対策に対して効果的です。
石鹸はその成分にもよりますが、アルコール等の消毒液に比べて殺菌効果を発揮したり、ウイルスを不活化させるためには時間がかかります。そのため、手洗いをする際には30秒以上かけて手指に石鹸を良くなじませてしっかりと洗うことが重要です。また洗い流す際には、せっかく洗っても細菌やウイルスが手に残る可能性がありますので流水で十分に洗い流すことが大切です。

エタノール(エチルアルコール)

アルコール(エタノール)は手に対して最も普及している消毒薬ですが、けがをしているところや目などの粘膜がある部位の消毒には使えません。
また火災が発生する恐れがありますので使用の際には引火等に注意が必要です。
消毒用のエタノールの濃度は70~80%程度が最適だと言われています。50%以上の濃度であれば1分間程度よく全体になじませて使うことででエンペローブウイルスを不活性にさせることが可能だと言われています。
濃度が100%だと気化してしまいうため効果が弱まり、また65%以下でも効果は薄くなるようです。水でぬれたままの手に使わないことも大切です。

メタノール(メチルアルコール)

この成分のアルコールは消毒には使ってはいけません。
メタノールは体内に入ると体内組織を破壊するギ酸という物質に変化します。
特に視神経を傷つけて失明してしまう恐れがあるため、注意が必要です。

イソプロパノール(イソプロピルアルコール)

100%のイソプロパノールには消毒の効果はあるとされているものの、エタノールと比べて毒性が強く、一部のウイルスへの消毒効果はエタノールに劣るとの報告もあります。
できるだけ使わないほうがいいと思います。

アルコール濃度が非常に高いお酒

飲料用アルコールには香料成分や糖分などが含まれているため、そのまま消毒用として使うと、それを栄養にしてほかの細菌やカビなどが増殖することがあります。
使用後に水で洗い流して使用する方がいいかと思います。

ベンザルコニウム塩化物

ベンザルコニウム塩化物はつけ置き用消毒液です。
濃度が高いと皮膚や粘膜に炎症を起こすことがあるので、0.05~0.1%に薄めて使われますが、ウイルスを不活化させるためには長時間つけ置く必要がありますので、スプレー消毒には適していません。

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは、薄めて拭くときに使用するのがよいとされています。
その際に推奨される濃度は0.05%だといわれています。ただ金属が腐食したり、衣類が漂白されて傷んだりすることもあるので注意が必要です。使用後は水等で拭き取りが必要です。
濃度の高い原液は皮膚や粘膜への刺激が強く、目が失明したり、のどや鼻から入るとただれたり、嘔吐したりする可能性もあります。
除菌スプレーとして使ったり、加湿器の水に混ぜたりして部屋中に噴霧するのも危険です。

二酸化塩素

殺菌効果からみると二酸化塩素は次亜塩素酸ナトリウムよりも強力な作用がありますが、閉鎖空間における使用は毒性があるため推奨されません。
消毒薬ではなく食品添加物として分類されます。
食品添加物だからといって安全というわけではありませんので、製品のスペックをよく見て判断する必要があります。