【ピロリ菌】自宅でカンタン、胃がんのリスクをチェック、予防しよう
三十代は30%、四十代は40%、五十歳以上の方では50%以上がピロリ菌に感染しているといわれています。
ピロリ菌は、乳幼児に感染する菌です。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんのリスクを高めてしまうことが分かっています。
そのままでは、胃がんや胃の病気へのリスクをかかえたままです。
まずは、自分のピロリ菌が陽性の場合は医療機関で相談、内視鏡で胃粘膜も検査して、除菌薬を処方してもらいましょう。
胃がんや胃の病気のリスクを低減するとともに胃の不快という悩みから解放されます。
ピロリ菌は萎縮性胃炎を引き起こし、胃がんのリスクを高めます。
近年、テレビや新聞でも話題となっているピロリ菌。わたしたちが生活をおくる上で、12歳頃までの免疫力が弱い時に感染していてもおかしくない細菌です。
感染したまま放っておくと『萎縮性胃炎』という怖い病気を引き起こす可能性もあり、さらには胃がんへのリスクがピロリ菌に感染していない人と比べて5倍にまで高まると言われています。
ピロリ菌は簡単な検査で発見・除菌できます。
正しい知識を身につけ、胃がん予防に繋げましょう!
新しい健康管理のカタチ
自宅でカンタン、胃がんのリスクをチェック、予防する。
ピロリ菌感染と胃がんの因果関係が、先端のがん研究から明らかになってきました。ピロリ菌感染のない人からがんが発生することはごくまれであることも判明しています。
ピロリ菌は感染によって胃粘膜を萎縮させます。
この胃粘膜の萎縮は消化酵素ペプシンの元となるペプシノーゲンという物質の血液中濃度を測定することで、胃の状態を判断できます。
この二つの血液検査を胃がんのリスク判断に活用し、胃カメラや胃X線などは、このリスク評価ABCDによって、受診の必要性を判断するという考え方が自治体等で導入され始めております。
目的は医療費削減のための研究結果ですが、私たちにとっても胃がんリスクについて、簡単に自分でチェックできる方法として評価に値します。
ピロリ菌に感染していると胃がんのリスクが5.1倍!
胃がんの病気には、食生活や喫煙と併せて、ピロリ菌の感染が原因として深く関わっていることがわかっています。
国立がんセンターが調べた研究の結果、ピロリ菌によって、胃がんリスクが少なくても5.1倍に高まることがわかっています。2009年には、胃がんを初めとするピロリ菌関連疾患の治療や予防、さらには感染経路の抑制に役立つとして、すべてのピロリ菌感染者に対して除菌を強く勧めるガイドラインを日本ヘリコバクター学会が公表しています。
ピロリ菌は母親からの口うつしで、子供に感染してしまう!
ピロリ菌の感染者数は世界人口の約半数、日本だけでもおよそ六千万人にものぼるといわれています。特に五十歳以上の人では高い割合で感染しています。
対して、10~20代では20%前後と著しく低くなっています。年齢の数と同じ%が、感染率というのが定説です。
若い人ほど感染者が少ないのは、上下水道などの衛生環境が整ったことなどによるものと考えられています。
ピロリ菌に感染している割合は年々減少してはいますが、自分自身がピロリ菌がいるだけで、大きなリスクを抱えていることには変わりありません。
生涯に一度、調べて、除菌するだけでリスクの低減。これほどの予防法は他にはありません。
デメカル血液検査シリーズ
感染症検査シリーズ
肝炎もHIV感染も、特別な病気ではありません。性別・年代問わず、リスクがあります。 HIV感染は感染の可能性があった日から、3カ月以上経過すると検査で確認が可能。早期発見・早期治療で、自分の体を守りましょう。