【メダボ検診】糖尿病になる前に!自宅でカンタン、メタボリスクをチェック!
糖尿病予備軍は5人に1人、今や国民病!
近年、糖尿病は多くの国々において患者数が急増している病気です。
その原因は食生活を含めたライフスタイルの変化、食と運動のバランスの偏りと言われ、2030年までに患者数は現在の倍近くにまで及ぶと推定されています。
日本でも現在5人に1人が糖尿病予備軍であると言われるほどです。
糖尿病は一度発病すると改善には長い治療期間がまっています。
それどころか様々な合併症を招きやすい状態となり、失明・人工透析・神経障害・動脈硬化の危険性も。
糖尿病の怖さは、発病しても自覚症状がなく、気付いた時には重症化しているところにもあります。発病する前から糖尿病を意識し、血液検査でチェックし、予防することが大切だと言えるでしょう。
生活の乱れでメタボリックシンドローム状態、気付いたときには糖尿病。
今日「メタボリックシンドローム」という言葉を知らない人はほとんどいないと思います。されど言葉と裏腹にその怖さはあまり知られていないのが現状。
メタボリックシンドロームは糖尿病、高脂血症の前段階であり、症状が進めば合併症を引き起こして動脈硬化で突然ばったり・・・ということもあり得るのです。
メタボリックシンドロームは、意識することが大切です。他者からではなく自身が血液検査の数値を確認し、本当の生活習慣の改善へと繋げていきましょう!
メタボリックシンドロームの定義
自宅でカンタン、メタボリスクをチェックする。
「メタボ」という言葉もすっかり定着し、腹ポチャのおじさん=メタボと揶揄されることも多くなってきました。
そういったことで勘違いされがちなのは、太った人ばかりがメタボリックシンドロームになるというわけではないということ。「私には関係ないだろう」と安心しているやせ形の人だって、充分メタボリックシンドロームになっている可能性はあるのです。
メタボリックシンドロームの診断基準はよく『ウエスト径+2』と表現されます。
プラスもっと重要なのが血液数値です。
これはウエスト周囲が基準値を超え、かつ脂質異常(TC、TG、HDL-C、LDL-Cなどが指針)、血圧高値(血圧計)・高血糖(Glu、HbA1cなどが指針)のどれか2つ以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断する、というものです。
自分で血液検査をしてみましょう。
メタボリックシンドロームと糖尿病の関係。
ここで着目してもらいたいのが、メタボリックシンドロームの存在。
実はメタボリックシンドロームとは、糖尿病となる前段階の状態なのです。
下記の表で示すように、この値をさらに踏み越えると糖尿病・高脂血症・高血圧の発病に繋がります。
メタボリックシンドロームは様々な病気を促進する状態と言われていますが、まさにこのことです。
日本人の四人に一人がメタボの疑いあり!
今日、日本人の4人に1人がメタボリックシンドロームの疑いがあります。
遺伝や生活習慣の乱れなど原因は様々ですが、この状態になると、どの病気にもかかりやすいことは確か。自覚せぬままぱったり、ということもありえるのです。
メタボリックシンドロームは気付いて意識することで改善することができます。自分の身を守るために、まずは知ることから。早速、自分のメタボ度を調べてみましょう。通常、病院でのメタボリックシンドロームの健診は採寸と血液検査によって行われます。
しかし、現代を生きる社会人は健診を受ける機会をのがしていることも多いようです。
女性の健診受診率の低いこともおおいに気になります。
女性も今や、血液検査は自宅で自分でもできます。
検査に必要な時間、場所に縛られず、病院や検診機関に行かなくても、自分の体内情報(血液検査)は把握できるのです。
生活習慣を改善!
メタボリックシンドロームと診断された場合、まずは生活習慣の見直しが求められます。
今の自分は様々な病気にかかりやすい状態であることを理解し、その状態から脱することを意識しなくてはなりません。食事と運動についての助言を参考に、少しずつ改善していきましょう。
生活習慣の改善は、他人がどうこう言って変えられるものではありません。
自身が意識、よくなりたいと思って行動して変わっていくものだと思うのです。
この血液検査に、簡単な質問票もついています。
血液検査の数値を読み取り、結果シートのアドバイスコメントを、日々の生活改善に役立てることで、正しいウエルネスライフを作っていただけたらと思います。
主な改善事項
- 毎日少しでも運動をする習慣をつける!
- カロリー制限など食生活を改善!
- 喫煙者は禁煙する
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